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余録
次号では恒例の2022年の業界総需要をお伝えする予定。11月までは全世帯、勤労者世帯どちらも10%前後の増加で推移しており、2019年以来3年ぶりに前年を上回る公算だ。
しかし、それでも3000億円台には、おそらく届かない。重くのしかかっているのは、コロナ禍で定着したテレワークに伴い、減少したスーツやワイシャツなどのビジネスウエア。この先、状況が好転することは正直考えにくい。
方向性の一つとしてあるのが水洗い。それもランドリー系ではないだろうか、こちらで掲載した今月末開催の三幸社の展示会は、新たな方向性を模索するクリーニング業者必見の展示会。まさに今書いたランドリー関連の提案が目白押しとなっている。時間を作ってでも行く価値のあるイベントと言える。
また、他にも方向性はあり、その一つが次号で紹介する、とあるクリーニング店のような店頭販売(物販)。クリーニング店の利点は、既に箱(建物)があるということ。持て余している店内スペース、ぜひ活用していただきたい。