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コインの経営はそんなに甘くない!いままさにコインランドリーバブルの様相
コインランドリー業界は2017年も出店ラッシュに追われ、メーカーの機器生産が追いつかないなど、まさにコインランドリーバブルの様相を呈している。
一方で、業界の盛り上がりの裏では深刻な問題も起きており、実際に出店したにも関わらず、事業計画書とは大きく乖離した売上となって苦しんでいるケースもしばしば散見された。弊社でも苦しんでいるオーナーからの相談をいくつも経験する中で、問題の根幹には何があるのか考察し、情報を積極的に共有して対策を講じたいと考えている。
昨今のコインランドリービジネスの活況のきっかけとなったのは、本ビジネスが利回りの良い投資ビジネスとして注目を得たことに始まる。これまで不動産投資、太陽光投資などしばしば時代によって注目を浴びた投資ビジネスが存在するが、現代の注目の投資ビジネスはまさにコインランドリービジネスである。
その要因の一つに、太陽光ビジネスを経験された投資家たちが次々と参入してきていることがあげられる。ここで陥る大きな落とし穴は、「コインランドリーは無人店舗で太陽光同様に人件費がかからず利回りが良い」というキャッチフレーズである。しかし、「コインランドリー経営」はそんなに甘いものではない。
我々は無人営業であるコインランドリーもある種の「接客業」として位置づけており、太陽光ビジネスと決定的に異なるのは相手にするのがお天道様ではなく、不特定多数の一般ユーザーであるということだ。
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