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2017年上半期クリーニング用洗剤出荷量、コインなど好調で1.5%アップ
日本クリーニング用洗剤同業会(久保章会長=ゲンブ㈱会長)は9月14日に都内で記者会見を開き、2017年上半期(1〜6月)の洗剤出荷実績を発表した。
同業会加盟13社の上半期出荷総合計は18,404トンで、前年同期と比べると272トン(1.5%)のアップとなった。ホームクリーニングは依然として厳しい状況にあるが、ホテルリネン及びコインランドリーが好調で、前年の出荷量を上回った。以下は主な項目別の動向。
ドライ用洗剤は655トンで、前年同期比2.2%減。ランドリー用合成洗剤は2.2%増となっており、ここ数年は増加傾向で安定している。内訳は、粉末が0.6%増、液体が5.6%増で、大きく伸びた液体は、ホテル・病院リネンへの自動投入システム対応として増加したほか、コインブームも後押しした。
ランドリー用ソフターは3.4%増。2014年から毎年100トン近くもの増加が続くが、メインのホテルリネンやタオルの生産量が安定しているほか、ここでもコインブームが影響しているようだ。