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タオルや下着もロッカーで受渡し、特区の会議で福岡市が提案

安倍内閣による国家戦略特区の一次指定区域となっている福岡市は、2019年9月26日に東京で行われた特区の合同区域会議で「クリーニング業に係る規制緩和について」提案。その内容は、クリーニング業において、タオルや下着など一部の洗濯物(消毒を要するもの)はロッカーでの受け渡しが不可となっているが、感染症対策を自治体が確認するなどの条件を満たせば、ロッカーで取り扱いが可能になるよう規制緩和を求めた。

クリーニング業法(第三条三項五号)では、消毒を要する洗濯物として、「おむつやパンツ、手ぬぐいやタオルその他」などと例示しているが、スーツや下着等をクリーニング店に出して、受け取るのは好きな時間にロッカーで、となれば非常に便利、とのことであろう。

福岡市の提案書には「家事負担を可能な限り軽減し、誰もが活躍できる社会へ!」——との文言がある。しかし、上で紹介しているダスキンでは、「ロッカーも設置したかったが、許可が下りなかった」としており、法律の壁は高い。提案の結果がどうなるのか、大いに注目していきたい。


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