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多店舗展開の運営を効率的にサポート・次世代Cloud IoT ランドリーシステム
複数店舗の全ての情報が本部にいながら分かる
前回はコインランドリーの進化としてQRコードや電子マネー決済への対応を紹介したが、今回は店舗運営や販促が簡単にできるクラウドIoTランドリーシステムを紹介する。
少し前までのコインランドリーは、個人オーナーによる「遊休地活用」を目的とした経営が目立ち、1オーナー1店舗、多くても2〜3店舗が大半であった。しかし近年では、本格的な事業として展開するケースが珍しくなく、十数店舗を運営するオーナーも増えてきた。
オーナーとしては、店の数が多くなればなるほど効率的に運営を行っていきたいところだが、実は「1オーナー1店舗」時代が長かったコインランドリー業界では、この分野の進化が遅れており、複数の店舗の売上を確認するのが一苦労だった。
しかし、コインランドリー機器のトップメーカー※1であるアクア㈱(本社:東京都中央区)では、2017年10月より「AQUA次世代Cloud IoT ランドリーシステム」を始動。これは、機器をクラウドに接続することで稼働状況や設定変更をPCやタブレット、スマートフォンで管理できる独自のシステムであり、これにより、オーナーは売上情報をPCやスマホでリアルタイムに把握することができるようになり、キャンペーンを打つべきか等の判断にも活かせる。それらの情報はもちろん、1回のログインで複数店舗分を把握可能。
売上などの状況把握に加え、クラウド上で遠隔操作・設定変更が行えるので店舗に行く必要がなく、機器のトラブル等で利用者に返金をしなければならない場合でも、マルチ端末を介して遠隔返金が可能。
さらに、アクアが運営するWEBサイトに自店舗の情報を掲載できるのも大きなメリットとなる。その理由は、コインランドリー利用者がよく検索するランドリッチのサイトに載ることで、店舗情報をより多くの人に見てもらえる。
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