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順調に伸びるコインランドリー市場(マーケット)メーカーの利用実態調査により明らかに
コイン利用経験率、過去最高に<ダイワコーポレーションの利用実態調査>
コインランドリービジネスのコンサルティング事業を展開する㈱ダイワコーポレーション(本社:横浜市青葉区、船橋亘社長)より、「第6回コインランドリーに関する利用実態・意識調査」の結果が発表された。この調査は2021年8月中旬、18〜69歳の男女2,000名を対象にインターネットで行われたもの。
それによると、これまでに一度でもコインランドリーを利用したことがある人の割合「利用経験率」は、前回調査(2020年10月)に比べ1.7%増加し68.3%と過去最高となった。50代・60代ともに過去最高となっており、シニア層での利用経験が高くなっているという。
利用者の各機種利用率は、利用率が高い順に「乾燥機」 65.6%、「洗濯機」50.9%、「洗濯乾燥機」43.3%、「スニーカーランドリー」10.6%となった。洗濯乾燥機は、過去4回の調査すべてにおいて利用率が増加しているという。利用機種の使い方では、昨年調査と比較して、「洗濯機と乾燥機を別々に利用する人」が3%減少し、逆に「洗濯乾燥機のみを利用する人」が3%増加するなど、機器を別々に利用するのではなく、1台で洗濯から乾燥までを済ませる人が増えている。
コインランドリーの1回の利用単価は昨年と比較し、 1,100円以上の高額利用者が4%増加。全体の平均単価は昨年比較で50円増え、1,004円となった。年間利用金額の平均は7,316 円で、こちらも昨年から増加しており、約1,500円アップ。
これは、利用料金が高い洗濯乾燥機の利用率増加が影響していると考えられる。
また、家事に対する考えを聞いた結果を年代別に見ると、時短へのニーズや手抜きをしたいといった考えが若年層に特に多く見られた。
このほか、家事負担を軽減する目的で利用しているサービスを聞いたところ、コインランドリーが上位にあがっていることから、同社では「家事負担軽減や家事にかかる時間短縮にコインランドリーを利用することを若年層に向けて提案していくことは、今後新たなユーザーの掘り起こしに有効だと思われる」としている。