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電気、ガス料金の値上がりが続く。店舗料金の見直し迫られるコインランドリーも
世界的なエネルギー資源価格の高騰により、電気やガスの料金が昨年に比べて5~10%と大幅に値上がりしている。背景にはエネルギー資源の需要増、天然ガスの主要な供給国であるロシアによるウクライナ侵攻の影響などがある。
2022年4月には静岡県のコインランドリーで、「3月の電気、ガス代が4万円を超えていた。前年同月は2万円台。請求書を見て目を疑った」(=同店店主)というニュースが報じられたほか、東京で営むオーナーも「電気代の高騰によってランニングコストが圧迫されてきている」と話すなど、コインランドリーにも影響が及んでいる。前者の店主は「店舗料金の見直しは時間の問題」と述べており、対応が迫られている様子が見られた。
今後の見通しについては、火力発電の燃料となる石油、電気と都市ガスの両方で燃料・原料となる液化天然ガス(LNG)の価格変動は3か月後の電気・ガス料金に反映されるため、ロシアによるウクライナ侵攻の影響による本格的なエネルギー価格急騰が、料金に現れるのは6月以降。しばらくは上昇が続くことが予想されている。
現在の電気・ガス契約の見直しや、ブレーカーの切り替えなど様々な対策が必要かもしれない(画像はイメージ)