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電気代削減、着眼点は「基本料金」年間20万円削減事例も
◆現地調査は無料で実施
上記を踏まえたうえで同社では、まず無料の現地調査を行う。よくある質問として「調査の間、お店は営業できるのか?」と訊かれるとのことだが、「停電はしません(=営業できる)」と同社。
その調査結果を基に電気基本料金がどの程度下がるのかを報告書としてまとめ、オーナーに提出。話がまとまったら、電力会社に主開閉器契約への切り替えの申請も同社が行う。契約変更後、アンペアに最適な自社開発の電子ブレーカー「MNB(マクロニクスブレーカー)」を導入する。これにより主開閉器契約への変更と合わせて基本料金が削減される。 ◆マクロニクスブレーカーとは?
MNBは一般的な感熱式ではなく、電子ブレーカーで非常に細かな機種構成が特長(例えば感熱式ブレーカーでは15、20A用がある一方で、MNBは18A用もある)で、感熱式のデメリットである、「決められた電流値を超えた場合の遮断」も規定時間であれば生じない。最適なブレーカーを提供することができる理由はこうした細かな機種構成を揃えているからで、その分、感熱式よりも大幅な電気基本料金の削減が実現できる。
東京都中小企業振興公社の「中小企業ニューマーケット開拓支援事業」(優れた製品、技術、サービスの販路開拓を支援する事業)の対象製品であり、行政のお墨付きも得ている。
昨今、「現地調査なしでブレーカーを設置できる」と手数をかけないスムーズさを謳った業者が出始めているが、トラブルの原因になるため同社では注意を呼び掛けている。
ブレーカーと電子ブレーカーの違い
ブレーカー(感熱式)
電気が流れる際に発生する熱を利用して遮断する仕組み
⇨決められた電流値を超え、温まると遮断されてしまう
15A・20A・30A・40A・50A・60A・75A・100A と一定間隔の機種構成
適正サイズの選定が困難
電子ブレーカー
コンピューター基板で遮断をする仕組み
過電流が起きても、既定時間であれば、遮断されない
4A 7A 10A 12A 15A 18A 21A…各契約kWに合わせたサイズの機種構成(43機種)
適正サイズの選定が可能