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印刷事業者が成長戦略の一環でコインランドリー事業参入!
大物需要を積極的に取り込む機器構成も特徴
上質な空間とユーザビリティを追求
学問の神様として知られる菅原道真を祀っていることから、受験生や修学旅行で来た学生などで賑わいを見せる東京都文京区の湯島天満宮。そこから歩いて3分ほどの場所にあるコインランドリー「ミレー湯島」は2023年7月にオープンしたばかりの新しいお店で、運営する新和印刷㈱(本社・大阪府大阪市)が入居するITP本郷オフィスビル1階を改装して誕生したもの。
新和印刷はその名の通り印刷業を中心とする企業で、1916年(大正5年)創業の老舗大手印刷会社・㈱ITP(旧・石田大成社)のグループ企業の一社でもある。
様々な媒体の電子化が進む中で、印刷業界各社は従来のビジネススタイルからの変革が求められているというのが昨今の状況だが、同社はいち早くそうした変化を察知し、新規事業に次々と挑戦をしている。新和印刷のコインランドリーも成長戦略の一環として開業したもので、「まずはミレー湯島を安定した店舗に育ててから先のことは考えたいです」と、臼井宏好取締役は語る。
清潔感を連想させる青と白を基調とした外観に、店内も待ち時間をゆっくりと過ごせるようイスと丸テーブルを配置。ランドリー機器はアクア㈱が2022年に発売した「Superiorシリーズ」(スーペリア・シリーズ)よりコズミックグレーの洗濯乾燥機および乾燥機を採用し、グッドデザイン賞を受賞した同製品が落ち着きのある上質な店内空間を演出する。
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