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編集長の取材ノート

高校生になってバイトをするようになり、手にした福沢諭吉の一万円札の重み(もちろん、野口英世の千円札も樋口一葉の五千円札も、貴重なお金であることに変わりはないが)は、今も忘れない。同じ感覚は社会人になって初めてお給料を頂いたときにもあった。

お金を稼ぐ大変さと頂戴する有難さを学んだ現在の紙幣への思い入れはそれなりに大きい。7月3日より20年ぶりとなる新紙幣が発行されるということに、どこか寂しさを感じている。いつか「諭吉」という1万円札の隠語を理解しない世代も現れることだろう…。

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