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壁埋め込み型で無人店舗ビジネスで活躍する新紙幣対応の新型両替機/株式会社オクト

2024年7月、20年ぶりとなる新紙幣の発行が開始される。今回は「3Dホログラム」という技術が紙幣としては世界で初めて採用されており、肖像画に採用された北里柴三郎・津田梅子・渋沢栄一が3Dで表現され回転するという。偽造防止だけではなく目の不自由な方や外国人のためにも、ユニバーサルデザインの考え方を踏まえた紙幣デザインが世界の潮流であり、「誰にとっても使いやすい紙幣にする」ということも今回の刷新理由としてあるそうだ。

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コインランドリーを始めとする店舗への設置のイメージ
新紙幣に対応した新型両替機ACT-EC017(埋め込み型)。「両替」の文字の上に監視カメラを搭載できる(オプション)

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久しぶりの刷新が大きな話題となる中、両替機や券売機へのアップデートや切り替えなど、店舗サービス事業者の対応が進む一方、新紙幣発行日(7月3日)が間近に迫り、注文が殺到。納品が追い付いていない状況を伝えるニュースも度々放送されている。

新紙幣対応型両替機「ACT-EC017」を開発した株式会社オクト(茨城県守谷市、神保周平社長)の元には、カプセルトイ、商業施設、アミューズメント施設、食堂施設、ペットウォッシュ、そしてコインランドリーと様々な業種から両替機に対する問い合わせが殺到しており、現在対応を検討している事業者は、一刻も早く動いた方がよさそうだ。

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