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硬貨トラブルも遠隔対応、リモートで返金できる両替機/株式会社オクト

キャッシュレス化が進む中でも、まだまだ現金のニーズは根強く無人店舗が一般的なコインランドリーにおいて欠かせない存在となっているのが両替機。2024年7月3日より、20年ぶりとなる新紙幣の発行が開始されているが、その対応は完了しているだろうか。

両替機の開発を手掛ける茨城県守谷市の株式会社オクト(神保周平社長)では、このほど新紙幣対応済みの埋め込みタイプ「ACT-EC017-E」とカウンタータイプ「ACT-EC017-S」、スタンドタイプの「ACS-EC018」の発売を開始。多様な店舗設計をカバーできるラインナップとなっている。

いずれも2004年の発売以来、広く導入されてきた両替機の後継モデルであり、「丈夫で壊れにくい」、「長持ちしメンテナンスも少ない」といった長所を維持しつつ細やかな配慮が随所に施されたシンプルで使いやすく耐久性に優れた両替機へとさらに進化している。

防犯性の高い「ACT-EC017-E」(埋め込みタイプ)は無人ビジネスの心強い味方

「ACT-EC017」は埋め込みタイプとカウンタータイプの2種類があり、後述するスタンドタイプの「ACS-EC018」との大きな違いはメンテナンスをする場所。後者は正面から行うゆえに、お客様の目につく場所での作業となるが、前者の場合は背面からの作業となり、特に埋め込み型であればバックヤードの人目に付かない場所でメンテナンスを行うことができる。

そのため、無人環境のコインランドリーにおいてより防犯性高く使用できるのは「ACT-EC017-E」であると言える。開発努力の結晶によりたどり着いた外寸W370×H550×D150(㎜)という薄型形状で、付属の木枠を壁に設置し、そこに両替機をはめ込んで付属板金で固定するという施工自体もシンプルなものとなっている。

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