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編集長の取材ノート
先日、クリーニングとコインランドリーの併設店を訪問した。同店はオープンしたばかりで、オープニングイベントとして、コインランドリーの利用料金を100円引きのサービスを実施していたが、値引きの仕方が面白い。100円をクリーニング店スタッフが手渡しするという。
その狙いは次号以降で明かされるが、あらゆるものが便利(デジタル化)になっている世の中に逆行するアナログな手法にはきちんとした意図があった。また、このお店は運営会社(クリーニング業者)の3店舗目。1店舗目は右も左もわからない中で作り、2店舗目も突っ走ったが、3店舗目にもなると、過去の経験を活かして「迷うことがなかった」という。
クリーニングとコインランドリーの併設店が少しずつ広がりを見せているが、クリーニング市場の将来性を考えた時にこの展開スピードは遅いと感じざるを得ない。やらずに後悔したままタイミングを逃すよりも、思い切った決断が必要だと記者は考えるのだが…。動いたからこそ見えてくるものがその次のアクションに活かされるのだから。
今号では、クイックナインというサービスを紹介したが、クリーニング業者が取り組むのもあり、コインランドリーの空きスペースに融合させるのもあり。両方とも洗濯にまつわるサービスなので、組み合わせることで相乗効果が生まれること間違いなし。
私は今号で最後になります。8年という長い間、ありがとうございました。また、どこかのコインランドリーでお会いしましょう!