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全国に繁盛店を創り出す独自のノウハウ/ランドリープレス
これまで約20年間で全国450店舗以上をプロデュースしてきたランドリープレス(㈱アスファクト=本社・福岡市南区、満川一郎代表取締役)。創業者・和田剛氏(現代表取締役会長)は、クリーニング業の商社に務めていた経験と知識から、「お湯洗い」、「ダニ退治」「つけ置き洗い」「選べる柔軟剤」といった様々なオプション機能を自ら開発し、お客様が自分好みの洗い方を選べる〝ランドリープレス仕様〟の洗濯乾燥機が好評を得ている。
また、立地選定や機械構成、店舗デザイン、補助金の活用などの「儲かるコインランドリービジネスのノウハウ」を惜しみなく開業希望者に提供しており、全国に多くの繁盛店を生み出している。
その一例として昨年には、都内のクリーニング店が事業再構築に向けて工場スペースをコンパクト化してランドリープレス併設店へとリニューアルし、好調なスタートを切っている。
右から㈱アスファクト満川一郎代表取締役、㈱C&L尾上有嘉子代表取締役、アンドオン㈱高橋透取締役
昨年11月にリニューアルオープンしたクリーニングメリー工場店
補助金活用して店舗工場が進化
東京都板橋区、北区、豊島区に「クリーニングメリー」を5店舗展開する㈱C&L(尾上有嘉子社長)。ここ数年の間に、事業再構築補助金をはじめ、様々な補助金制度を使って、工場では水洗機や乾燥機、ワイシャツ仕上げ機、包装機などの最新設備を、さらに店舗では、ロボット受け渡し機やPOSレジなどを導入。最新機器の高い性能により生産性を高めながら労力を軽減し、そしてお客様に対してはより利便性の高い店へとサービスを向上させてきた。
しかし、長年続くクリーニング需要の縮小の影響は大きく、親の代からこの地で約30年営んできた同店の過去ピークの売上と比べ、近年は約30%ダウンしているという。多彩な販促戦略で知られる同社であってもそれだけダウン…というより、半分以下になった業界総需要から見れば、何とかそこで踏み留めていると言ったほうがいいのかもしれない。
コインとのコラボ事業化に踏み切る
積極的な投資を続ける同社では2023年、コインランドリーとクリーニングを併設したLAUNDRY PRESS×Merry豊島長崎店(東京都豊島区)をオープンさせた。これは、コインランドリーの開業支援を行う㈱アスファクトの直営店「ランドリープレス」と、クリーニングメリー直営店のコラボ店舗というスタイルだった。
コインランドリーはアスファクト、クリーニング受付はC&Lが運営するというモデルで、イニシャル・ランニングコストの大部分をアスファクトが出資し、C&Lの負担はPOSレジや受け渡しシステム、それにクリーニング受付スペース分の家賃に留まる。C&Lの売上は、クリーニング部門の売上のほか、コインランドリーの管理(販促、接客、清掃、売上金回収)を受託しており、その管理料も入る。
豊島長崎店では、オープン2か月目にランドリープレスの売上が月100万円を超え、1年経過後には150万円まで伸びた。一方、コラボしたクリーニング部門の売上は初年度1000万円に届かなかったという。
コラボ店の管理をしながら、洗濯需要の変化を肌で感じた尾上社長は、「コインランドリーの集客の面白さ、クリーニングの出店の難しさを実感した」といい、コラボを経験して自社でのコインランドリー経営に向けて動き出した。
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