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カラーコーディネーターによる海外の洗濯・ランドリー事情

マダムも御用達! ハンガリーのヴィンテージショップに学ぶお店づくりのヒント

倉永真紀子 (くらながまきこ)

今回はヨーロッパ、ハンガリーでのヴィンテージショップに学ぶ、お店づくりのヒントをお話します。

ハンガリーでは街中に多くのヴィンテージショップがあります。雰囲気は日本でいう古着屋さんとよく似ているのですが、ここハンガリーでは、お客さんの年齢層が幅広いことに日本との違いを大きく感じました。

「リサイクルショップ」という括りではなく、「古着屋さん」とお洋服をメインとしたお店を考えたときに、日本のそれを利用する方の割合は若い方が多いのですが、こちらではヤングガールズからマダムまで、また男性の方も日常着を探しに来ているという感じ。

男女比で言うとやはり女性が多いのは、万国共通なのかもしれません。

どこのお店を見ても印象的だったのは、お店の面積が広いことと、店内が明るいこと。

お店の面積が大きいのは、それだけの場所が確保できるということはもちろんですが、それだけ古着が日常に馴染んでいるということでしょう。

そして店内が明るい、というのは窓が大きくて外からの光が入る明るい店内環境が保たれていることを指します。


服の色がライトの色で変わってしまって分からなくなることはなく、商品の色がしっかり見えて、色とりどりのお洋服が並べられていました。

アイテムは服以外にも靴、帽子、ネクタイ、サングラスなどの小物から昔の人形までも置かれていましたよ。

植物のグリーンはディスプレイ周りを彩り、商品単体として置かれているよりもずっとファッショナブルな雰囲気、「ヴィンテージショップ感」を出しています。

お買い物をしていて「なんか全部素敵!」「あれもこれもかわいい!」というワクワクする感じありますよね?そのような購買意欲をそそるディスプレイが出来上がっていました。

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購買意欲をそそるディスプレイが出来上がっていた

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この記事の著者

倉永真紀子 (くらながまきこ)

<MAKIKO CREATION プロフィール>

幼い頃は絵を描くことが好きで、

いつもチラシの裏などに絵を描いて遊んでいた。


中学生の時の美術の成績が良くなかったことから

自分の絵に自信を無くし、

描くことを諦めてしまう。


2017年ごろより

「絵が好きだ」という

大人になって忘れていた思いに気づき、

「描きたい」という思いに正直に

絵を描くことを再開。


2018年、人生のドン底にいた私。

自分の全てを受け容れ逃げることすら赦した時

旅の途中のマレーシアで壁画を描く機会に出会い、

アーティストとしての道がスタート。


MAKIKO CREATIONとしてデビュー。


日本のみにとどまらず、

国内外の企業様、個人様に

絵画作品

オーダーメイドの壁画、絵画を提供している。


MAKIKO CREATION

https://shop.makikocreation.com/

Instagram

https://www.instagram.com/makikocreation/

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