コラム

伊藤良哉氏の連載にあるように、コロナ禍でテキスタイルレンタル関連の需要は、誰も予測できないほど大きく変動した。大量生産型でコストダウンを図ってきた工場から、市場動向や生産量の増減に対応していくには、人員や設備の見直しはもちろん、生産予測や管理の部分の進化が求められる。その意味で、今回のレールバッファのラインは、大量生産型のようでいて多品種小ロット生産に性能を発揮し、商品の流れをコントロールするマテハンシステムも生産管理の肝といえるもので興味深かった。一方、タオルの包装サービスは、これも市場動向に合ったプラスαの工程を、投資負担や作業負荷を抑えた形で加えた。変化する時代への対応といえる。