ふとんの圧縮包装機械化で単独作業になった上、物流効率もアップ！

REPORT：㈱日本シーリング

神奈川県高座郡寒川町　㈱柴橋商会 湘南工場

㈱柴橋商会（本社・神奈川県横浜市、柴橋和弘代表取締役社長）の湘南工場（神奈川県高座郡寒川町）では、季節保管するふとんの包装作業を機械化。タオル全自動包装機などを製造販売する㈱日本シーリングの布団・毛布圧縮機能付シール機「SF‐95B」（オリジナル仕様）を導入して、ふとん包装作業の効率化、省人化とともに、圧縮包装により配送効率を高め、コストダウンにつなげている。

湘南工場を訪問して、製造本部・池田隆行取締役本部長、鈴木功工場長、小宮忍業務部課長に話を伺った。

（左写真）池田隆行取締役本部長、（右写真）鈴木　功工場長

創業94年、神奈川県下でトップシェア

柴橋商会は昭和３年（1928年）、横浜市にて寝具の製造販売及びリースの事業で創業。昭和37年（1962年）には病院基準寝具事業を開始した。

その後は、医療・介護施設、保育園などへの寝具類のリース・リネンサプライから、福祉用具レンタル・販売、人材派遣、給食業務受託まで幅広いサービスを展開。お客様との信頼関係を築くことを第一に、衛生面において確かなクオリティの商品提供を続けて成長し、医療・福祉介護向けリネンサプライ事業において神奈川県下でトップシェアの企業となっている。
生産拠点は、神奈川・東京・千葉・茨城に計８工場あり、それぞれ寝具、タオル・私物、布団、白衣など品種ごとの専門工場となっている。

その中でも、昭和56年（1981年）に開設した湘南工場は、メインの生産及び物流拠点であり、約2,500坪の敷地に第一～第四工場と倉庫棟がある。

第一工場は仕分けと洗浄エリア（連洗３台）、第二工場はシーツ、包布、病衣の仕上げエリア、第三工場は私物洗濯エリア、第四工場はふとん、ベッドパッド、マットレスなど寝具類の生産エリアで、現在１日あたり41トンの生産を行っている。従業員は約160名、配送車輌は54台。

写真左から第一工場（仕分け・洗浄）、第二工場（シーツ、病衣等仕上げ）、第三工場（私物洗濯）

写真左は第四工場（ふとん類）、右は倉庫棟