SUPPLIER`S NEWS：機械部品の供給遅れが発生。電子部品の調達難が深刻化

世界的な半導体不足が様々な分野のモノづくりに影響し、厳しさを増しているが、クリーニング業界関連の機械製造においても、電子部品の調達が困難になっており、製品や部品が供給遅れとなる事態に陥っているという。

メーカー団体の（一社）産業機械工業会業務用洗濯機部会（鈴木孝則部会長）によると、電子部品の不足が始まったのは昨年10月頃からで、従来なら部品メーカーに発注すればすぐに納品されていたのが、６ヵ月先、１年先になる、あるいは「いつ納品できるかわからない」という返答を受けるようになったという。

同部会では、会員５社および全機連29社に対し、機械部品に関するアンケートを実施。すると、各社とも電子部品が手に入らない、インバータやタッチパネルの部品、配線の端子といったものも調達が困難になっている実態が明らかになった。

各社では、いずれも機械部品の不足が深刻化し、製品や部品の供給遅れが発生しているが、ユーザーの生産に関わるだけに代替部品を使用して急場をしのぎ、