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ローコスト高生産工場の作り方
国際展示会にみる業界の現状
人出は8割近く回復
行動制限が3年ぶりに解除された今年の年末年始は、コロナ禍前に比べても人出は7~8割程度まで回復しました。外国人観光客が戻ってきていない中での8割近くの回復は、いかに人々が待ち焦がれていたかの証明です。飛行機や新幹線も満席になり、駅やターミナルが混雑する懐かしい風景が戻ってきました。
新型コロナの第8波が来ている中、感染防止のため車で移動するケースも多かったようです。観光地の旅館やホテルは満室になり、関係者にもようやく笑顔が戻ってきました。また1月中旬からは全国旅行支援がはじまるため、さらなる人出が予想されます。
海外からの観光客は、最大の割合だった中国からはゼロコロナ政策が終わった後の爆発的感染状況から、しばらくは難しいと思われますが、その他の地域からは、円安もあり続々と日本に訪れています。3年間閉じ込められていた外国人観光客は、若い人を中心にこれからも増えていくでしょう。
観光客ばかりではなく、昨年後半からはビジネス客の往来も再開されました。チャットやウェブ会議など、ネットによるコミュニケーションも普及しましたが、やはり実際に人々が顔を合わせて話をすることの重要性はなくなっていないようです。
同様に実際の機械を動かしてデモンストレーションする展示会は製造側にも、顧客側にも欠かすことができません。ランドリー業界でもアメリカのClean Show、ヨーロッパのミラノとフランクフルトで開かれる展示会は、世界中の業界関係者が一堂に集う大事なイベントです。
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