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ロール機の性能と仕上り品質を上げる、300℃の高温でも炭化しないワックス

◆ワックスがけの重要性

ロール機のメンテナンスで欠かせないことに、日々のワックスがけがある。正しいワックスがけを行うことで、チェストを不純物の焼け付けなどがない鏡面に近い状態に保つことができ、リネン品の消耗を防ぐ、リネン品につやを与える、リネン品のしわを防ぐ、モーターが円滑に動作し乾燥効率が高まる、などの効果が得られる。

ワックスがけで重要なのは、良質のワックスを使用するということ。不純物を多く含んでいるため焼き付きやすいものなどを使用しては、せっかくのメンテナンスの効果がない。ワックスの残留成分がパットに吸収されると通気性が悪化したり、パット表面が炭化物におおわれパットの寿命を縮める原因となってしまうこともある。

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