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省人省力ライン、投入からたたみ、包装までを自動化するタオル増産へ、全自動包装機「SS-032」導入
北海道札幌市、旭川市を中心におしぼりレンタル事業を展開する㈱すずらん商事(本社・札幌市、厚川博彦代表取締役社長)では、新事業として力を入れるタオルの効率的な生産に向けて昨年、新たな生産ラインを構築。タオルフォルダーへの投入を自動化する設備のほか、㈱日本シーリング(埼玉県さいたま市)のタオル専用全自動包装機「SS-032」を導入した。
「品質第一」を社是として、品質にこだわったおしぼりで成長してきた同社が、タオルにおいても効率的に袋詰めし、その衛生的な製品が美容院など客先から喜ばれている。同社工場を訪問し、業務部・小野貴広次長に話を伺った。
おしぼり事業「品質第一」で成長
すずらん商事は、1966年5月に創業。おしぼりレンタル事業で成長し、1973年に旭川支店(現・㈱旭川すずらん)、1992年に千歳支店を開設。1996年には、ダストコントロール事業を開始している。
おしぼり事業については創業以来、品質重視を徹底。通常ラインのほか、厳しい検品とともに1枚1枚重量を計りながら高品質を提供する高級ライン、病院向けの弱酸性おしぼりを生産するラインがある。また、納品用のカゴは毎日専用の機械で洗浄して衛生を確保しており、その高品質と市場に近い生産拠点(すすきのまで15分)のメリットを活かし、札幌ではトップシェアを誇る。
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