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シミ抜きでリネンの廃棄率削減へ‼ 再洗くり返す擦れ汚れ等をカンタン作業で除去
リネン資材等のコスト上昇が続く中、シミ抜きによりリネンの廃棄率を削減しようという取り組みが進む。
シミ抜き機の開発販売、技術指導を行う㈲コスモ超音波研究所(福井市)では、ユニフォーム・リネンサプライ工場向けの局所排気装置付シミ抜き機Cosmo Pro(コスモプロ)CP-900 シリーズを販売中。今回は、京都府与謝郡の㈱白鳥リネン(西川明宏代表取締役社長)を訪問し、西川社長に導入の経緯や成果を伺った。
RAL認証取得の工場
京都府北部「天橋立」のすぐ近くに生産拠点を持ち、リネンサプライ業を展開する白鳥リネンは、昭和35年に西川社長の先代がホームクリーニング業として創業。観光地ということもあって旅館等の仕事も増え、ロール機等を徐々に設備しながらリネンサプライ事業を伸ばしていった。その後は旧工場が手狭になり、2階部分の増築や隣地を購入して工場を拡げたが、それでも生産が追いつかなくなり、購入していた向かいの土地に10年前、新工場を開設した。
初めて連続洗濯機を導入した新工場は、2016年にドイツの品質保証規格「RAL」の認証を取得。また、倉庫にしていた旧工場をタオル工場として生産している。
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