アジア最大の展示会『texcare ASIA & China Laundry EXPO 2024』国内外292社が出展

国内外から28,682人来場、最新鋭設備を実演展示

中国・上海で毎年開かれている「中国洗浄展・テックスケアアジア＆チャイナランドリーエキスポ（TXCA&CLE）」が8月2～4日、上海新国際博覧中心で開催され、本誌も昨年に続き現地取材を行った。



連日40℃の暑さの中で開催された中国洗浄展は、ショーフロアの23,000㎡に、中国、ドイツ、イタリア、日本、オランダ、アメリカなど15の国と地域から292社が出展。来場者数は昨年（27,247人）を上回る28,682人となり、とくに初日は会場内を歩くのも大変なほどであった。

海外から訪れたバイヤー等は、昨年よりは多かった印象。ただ、日本はまだビザが必要ということもあって、コロナ前ほどの来場はなかったが、大手業者が展示会ほか現地クリーニング会社の見学を行ったという。

また今回は、ジェンセン、カーネギッサといったヨーロッパの大手企業が出展していなかった。ドイツ・フランクフルトでのテックスケア・インターナショナルが3カ月後に控えていることもあってなのか展示がなく、その分、中国国内のメーカー・商社が大きなブースを構え、連続洗濯機など大型のランドリー機器や自動化のシステムをはじめ、ホームクリーニング向けでも洗剤自動投入機など自動化機器の展示が目立った。

急伸する中国市場、自動化へ一気に進む