• 業務を効率化した「ふとん圧縮包装」は袋に押し込む労働負担なくし、生産性も向上/日本シーリング
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業務を効率化した「ふとん圧縮包装」は袋に押し込む労働負担なくし、生産性も向上/日本シーリング

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山口県防府市に工場を持ち、ふとんの全国宅配クリーニングを行う㈱きらら(伊藤恵一代表取締役)では、㈱日本シーリングのふとん・毛布圧縮機能付きシール機「SF-95A」を導入。宅配送料や倉庫保管コストを低減したほか、袋詰め作業を誰でもできる作業として、働きやすい労働環境にもつなげている。今回は、同工場を訪問し、伊藤社長と筒井洸気取締役工場長に話を伺った。

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伊藤恵一社長(左)と筒井洸気取締役工場長

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補助金を活用して導入したふとん・毛布圧縮機能付きシール機「SF-95A」。既存の真空包装機に比べ作業時間は約3分の1となり、これまでのボトルネックを解消した

洗いにこだわり25年で200万枚を生産

同社は1999年、ダスキン山口を展開する㈱プラスアイランド(現・㈱プラスアイランドネクスト)が子会社㈱エムエスクリエイトを設立し、寝具クリーニング事業を開始。フレスコウォッシングシステムを導入し、ネット宅配でふとんクリーニングを展開。2015年には新会社㈱きららとして独立し、再スタートしている。

「事業を始めた頃は、ふとんを洗うということがまだ一般化していなかった。今も市場規模が大きく拡大しているわけではないが、ふとんは洗える、洗ったほうがいいといった認識は広がっているし、とくにアレルギーを持つ方にはニーズが高まっている」と伊藤社長は語る。

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