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残されたマーケットと自己改革⁉

◆アメリカの現状は?

アメリカは二極化の縮図、将来の日本の業界の姿が見える。その米CL業界も、一時は1.5ドル均一の安売りが流行ったものの、結局「安さ」を求める層は更なる節約に走り、クリーニングの利用者は中流階級の上(アッパーミドル)以上に定着。

一方、日本も格差社会が更に拡大し、節約志向になった中間層を追いかけても、先が見えてこない。今後は消費増税になっても、あまり影響のない層に焦点を当て、生き残っているアメリカの業者の様に、自社の意識や技術のレベルを上げて差別化し、高付加価値品を取り込むストイックな努力が必要だ。

20190710-7-1

毛皮とカシミヤの縫い合わせは得意技

◆「いいものは怖くて出せない!」というお客の心理

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