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お客様に満足してもらうのか? 金儲け優先なのか?
ロイヤルトーンドライシステムとは?
中古や遊休のドライ機を1台専用にするだけで、革・毛皮を上質に洗える他、カシミヤなどの獣毛・高級ウール・シルク・テンセルなどを、素人が触れるだけで違いが分かる程「高品質」に洗う事ができるシステム。NASA出身の化学者が開発し、米国特許を持つ専用ソープ1種類を新液にチャージして洗うもので、最大の特徴は色を出さずに革を洗える事。ニューヨークの一流店でも使用され、米国で40年以上(日本でも21年)の実績がある。
ソープ中には汚れを落とす成分の他、高濃度に配合された天然型の動物性脂分と栄養分が入っており、レザーやスエードは超ソフトになり、毛皮と同じ成分のカシミヤなどはしっとりしなやかに洗い上がる。しかも作業は、革でも70〜80分で完了し、仕上げも不要な程だ。試運転時に現場指導が受けられる他、詳細なマニュアルがあるので初心者でも安心してできる。
また、ドライシステムに限り、おおよその地域を考慮した加盟制(事前審査あり)で差別化政策にも適合する。材料費は革ジャケットなど1着約250円(末端料金約5千円)、カシミヤコート80円(同約3千円)。
靴・バッグは水洗い材料で!誰でもできる!
靴・バッグのクリーニング需要は不動のもの。一般品の需要減をカバーする意味でも原価でできる「自社処理」は魅力がある。ロイヤルトーンは洗浄力が強く除菌消臭効果に優れ、手触り感やツヤなど専門材料ならではの高品質が特徴だ。
先日、靴バッグを自己流にやっていた工場で、ロイヤルトーンでAGGのムートンブーツを洗ったところ、パート女性が目を丸くして「表のしっとり感と中の毛のボリューム感や柔らかさが全然違う!」と驚くほど。革の知識など無い初心者でも問題無くこなせている。ドライソープ同様、汚れを落とす成分と革に必要な天然型の動物性脂分と栄養分が共存しており、高品質に洗い上がる。革は勿論、布/革の縫い合わせ物も色泣きせずに洗える。
また、詳細な写真入り工程マニュアルは初心者の強い味方になっており、材料のリピートから見ても、ゼロからのスタートでも着実に戦力になっているようだ。専用材料を揃えてチャレンジしてはどうだろうか。(スターティングキットは約5万円)。
※問合わせは、TEL.03-3607-3699、FAX.03-3607-3666、またはHP kawa-arai.com まで。