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《第35号ダイジェスト》デュベ高速化と品質向上へ/〈埼玉県〉 巴協栄リネン㈱入間工場

◆両面検査でクレーム減

品質検査については、「以前は片面検査だけだったのでデュベの両面を見ることができなかったし、性能として織り柄と汚れの判断も難しかった。投入時に目視で検品していたが十分ではなく、クレームにつながっていた」(高城工場長)。

この課題をKUZ-3により解消。「両面検査できることはもちろん、織り柄をすべてKUZに登録し、品質検査をしながら織り柄別に分配することでクレーム減少と取り手の作業軽減につながっている」と評価する。

◆設置スペースは同じ

「省スペース」もKUZの特長。従来の両面検査ではロール機とフォルダーの間に裏面検査のユニットが入るためラインが長くなってしまう課題もあったが、検査装置内蔵で、フォルダー内のベルト経路を変更して省スペース化したことで奥行寸法も短くなり、同工場もライン全体が以前と同じスペースに収まった。

※詳細はTEL.087-882-6501まで。

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