第4回 本紙商況調査：5月に入り、トーンダウン・ＧＷ中は各社で盛況ぶり分かれるホールセール業者の動きは？

ＧＷ中、都内のクリーニング店には行列が（撮影／３日・都内）

3月、4月はコロナ前の2019年をも上回るクリーニング業者も現れるなど順調であったが、本紙が5月12日に実施した今春第4回目の商況調査では5月に入り、トーンダウンした業者が目立った。特に「連休明けから落ち着いている」との声が多く、5月は前年割れの業者も多くなるかもしれない。

4月29日〜5月9日まで最大11連休も可能であったゴールデンウィーク（ＧＷ）は、インショップに関しては営業し、路面店は休業という業者が多かった（特に３〜５日の祝日）が、営業している店舗は忙しかったところもあればそうではないところもあり、状況はバラバラだった。

一方、特殊品を扱うホールセール業者に春の様子を伺ってみると、高級ダウンや布団、絨毯、カーペットなどが安定して出ているという。

一般衣類のクリーニング業者もコロナ禍の春でもしっかりと出てくるアイテムに注目し、今後の施策を検討していきたい。

以下で全国の各社の声を紹介する。