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2022 年頭所感よりPART1〈2022年の展望と方針〉
かなめ流通グループ
代表 船木春男
本年は、36年に一度の周期で巡ってくる「五黄の寅」の年だそうです。何事にも立ち向かう行動力が有る寅年生まれは強く強運の持ち主と言われているそうです。さらに1986年生まれの人はどの五黄の寅年世代よりも一段強い運勢を持っているそうです。そんな人達とも協力し合ってこの難局を今年から変化をつけていきたいものです。
昨今、業界内でも国からの補助金を活用して、コロナ終息後の業のモデルが展開されております。
「いつコロナが終息するのか?」「今までの業務体制で通用するのか?」誰も予想できない事であり、断言できません。現状を把握して古き良き時代を引きずらず、我々も自分には何も思いつかないと決めつけず、些細な事でも新しい発想に繋がるように新発想改革を推し進めていきましょう。
当グループもお客様への様々なご提案を出来るよう努め、一つでも業界のためにも貢献出来るよう尽力して参る所存です。
日本折目加工クリーナーズ協議会
会長 赤木正登
昨年オリンピック・パラリンピックは何とか開催にこぎつけたものの、幾重にも感染症対策が施された中での特別な大会開催となりました。国内では年末一気に感染者は減少に向いましたが、新たな「オミクロン株」の猛威が懸念される状況下で迎える新年となってしまいました。
この二年で、三密回避により人の集まり方や仕事の仕方等、社会構造自体が大きく変化しました。
昨年、政府ではデジタル庁を発足させ、我が業界でも既にネット注文や、ロボット店舗等大きく躍進を遂げております。今後は業界全体が力を合わせ、お客様に必要不可欠な業界として、コロナ並みに『変異』する必要がある事と思います。
当協議会は創立41年を数え、付加価値商品の折目加工を中心に全国200社余りの会員様がおられます。これを機に多くの皆様に御加入頂き付加価値商品折目加工が業界躍進の一助になれればと思う次第で御座います。
特定非営利活動法人日本繊維商品めんてなんす研究会
理事長 中村 美和子
今後デジタル化が進む中、対人接客は減っていくのではないかとも思っていますが、それと同時に希少化した「心ある接客」は、消費者にとってとても価値あるものとなっていくでしょう。
アドバイスやカウンセリングができるスタッフを育成することができれば、半径500mや1㎞を商圏とするのではなく、より広い範囲のお客様にご利用いただくことができます。それには沢山の知識をつけることが必須です。当会では従業員さんのキャリアに合わせ資格試験などの目標へ向かいながら学ぶ各種のコースをご用意しております。
今後求められるのはどんな人材なのか、その人材を育成するために、入社したての従業員から数年勤めた従業員まで段階的に階段を上がれるようなクリーニング業界に特化した「人材」を「人財」に変える新たなカリキュラムを用意して各企業様のお手伝いをすることにより業界の発展につなげていく所存です。
全国ふとんクリーニング協会
理事長 渡沼進
外出自粛による住環境の見直しや睡眠環境の改善と衛生意識の向上などから、ふとんクリーニングの習慣化は広がりつつあります。
免疫力の向上のためにも睡眠の重要性があらためて見直されています。厳しい状況ではありますが「環境」「健康」、「快適」を族印とする当協会のふとんクリーニング事業は、将来に向けて期待されるビジネスであり、新たなニーズ開発と需要創造が可能な事業であることを再認識しています。
当協会では寝具メーカー団体との協力関係を構築して新たな需要開発も進めております。枕の買い替えとクリーニングを促す「枕替えシーズン」の共同キャンペーンへ向け、洗浄システムの構築とニーズを知るための消費者アンケート調査の実施など、枕洗いの習慣化への具体的な取り組みに加え、ダニ及びダニアレルゲンに対するふとん丸洗いの有効性を研究しアピールしていく取り組みも進めて参ります。
㈱日本さわやかグループ
代表 中園博也
令和4年の干支「壬(みずのえ)寅(とら)」には、厳しい冬を越え新たに芽吹くという意味があるそうです。
これまで、経済不況や自然災害といった苦難を乗りこえるたびに色々な発見がありましたが、今回のコロナ禍からは、何を節約し何に投資すべきか、といった資金活用の方向も見えました。今後も経験を踏まえて前進を続ける所存です。
私は、「ホワイト急便」のブランドを守り育てるために、クリーニング業からサービス業への進化が必要と考えています。環境の変化に適応できない生き物が滅ぶように、消費者ニーズに合わないビジネスは淘汰されます。今後は衣類だけでなく生活の様々な場面での「きれい」を提供し、生活インフラとしてますます必要とされる存在を目指します。
私どもは令和3年にグループ創立45周年、令和4年に「ホワイト急便」35周年となるのを機にロゴデザインをリニューアルいたしました。ユニフォームも一新いたします。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。