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余録
いよいよ3月クリーニングシーズンが近づくにつれて心躍る季節だが、その前にひとつ。先の展示会で『ウイッグのクリーニング・メンテナンス』メニュー提案した。
ファッションアイテムの一つであるウイッグ。年間購入量はおおよそ100万台。その7割が大手メーカー(オーダーメード・40~60万円相当の高価格帯)のもので、残り3割が既製品ウイッグで総合スーパーやディスカウントストアなどで売られる。狙いはオーダーメードのもの。劣化や着用で壊れたりスタイルが崩れたりなど何らかの修理・メンテナンスが必要なウイッグは年間で数十万個発生している計算だ。
ウイッグを持っているけど、どこに相談していいかわからないものが宅内で眠っている。プロの技で蘇らせて、ふたたび着用できるように。これぞクリーニング店に求められるサービスの中枢である。
店頭での難しい説明は不要で、修理費用は見積もり提示。一旦預かり専門工場へ運び、修理後店舗に戻りお客様へお渡し。この春の新メニューに!取扱いしてみては。