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地域に愛される老舗 受け継ぐ歴史と4代目の改革
人口約6万人ほどの小さな町、山口県山陽小野田市にコロナ禍でも新規顧客が増え続け、順調に売り上げを伸ばしているクリーニング店がある。厚狭駅前商店街にある「衣類のお医者さんおべべ」だ。
一見、何の変哲もない小さな町のクリーニング店に見えるが、実はこの店「閑散期」が存在しない。昨今クリーニング業界では、自宅で洗える衣類の増加や、ファッションのカジュアル化など時代の変化により年間洗濯支出金額は減り続けている。通常、おおよそ4月~6月に衣替えシーズンで繁忙期を迎え、2月と8月は閑散期と呼ばれているが、2020年に新型コロナウイルスが蔓延し始めてからは、多くのクリーニング店が大打撃を受け、常に閑散期の様な状態の店も少なくない。そんな中、閑散期が存在しないとは一体…。
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