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真空パックの無料開放イベント開催 「備え」の大切さを伝える/TOSEI

地域コミュニティの防災、企業が担う時代

本業のサービス拡充だけが地域貢献ではない

前号を発行した9月1日は「防災の日」であることから、本紙ではクリーニング店における防災の取り組みを紹介した。一方、機械メーカーの㈱TOSEI(東京本店・東京都品川区、谷嶋和夫社長)では、8月30日から9月5日までの「防災週間」に、直営のコインランドリー「TOSEI Laundry 東中野店」にて、無料で自宅の布団、衣類、靴などを真空パックし、水害や地震などに対する防災意識向上の啓蒙活動を実施。

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利用者は毎日2~3名だったそうだが、中にはイベントの開催を知り、一家全員分の寝具を持ち込んだお客の姿も。同社は「少しずつでも、防災意識の輪が広がれば」と活動を振り返った。企業が地域で真に必要とされる存在になるために必要なことは、その土地で暮らす人々が辛いとき、苦しいときに手を差し伸べてあげられること。幅広い視野で、地域における自社の存在意義を問い、どのような形であれど貢献していく必要があると、本紙は考える。

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