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ドライ・ウェット新手法、低コストで簡単・高品質洗い/㈲高崎ハイクリーナー

一般衣類ほか高級ふとん、剣道防具も対応

クリーニング用資材販売&開発・コンサルティングの次世代クリーニング研究所(東京都、木内茂二代表)では、クリーニング従事30余年の現場で培ったノウハウによりドライクリーニング及びウェットクリーニングの手法を考案し、全国各地のクリーニング業者に採用されている。コストをかけず資材を見直すことにより、品質・生産性・利益向上を図るというもので、今回は導入事例として群馬県高崎市の㈲高崎ハイクリーナー(小林滉社長)を取材した。

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右が高崎ハイクリーナー・小林滉社長、左が雅子夫人、中央が次世代クリーニング研究所・木内茂二代表

重曹&アミノ酸系洗剤

高崎ハイクリーナーは昭和40年に創業し、現在の工場店舗は約20年前、親戚が営んでいたスーパーの跡地に移転開設した。高崎駅近くの創業の地は現在、本店になっている。
 
木内氏との付き合いは、工場移転の3年ほど前、知り合いの同業者から「重曹を使ったクリーニングをしている店がある」と聞いて、東京まで見学に行ったのが始まり。環境や人にやさしいクリーニングを目指していた小林社長は、すぐに重曹及び木内氏のクリーニング手法を導入した。

木内氏が考案したウェットクリーニング方法は、縮みやシワの心配がなく、ドライ並みの生産性で手間なく仕上げられるというもの。洗剤助剤は、重曹のほかアミノ酸系界面活性剤「ウエットオンリーワン」、柔軟剤「プロテリンス」、糊剤を使用。アミノ酸系の洗剤は蛋白質系繊維に相性が良いという。

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