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余録
もう何年になるだろう、皮膚科に行って抗ヒスタミン薬を処方してもらう。中学生時代から花粉症を患い、大人になってからは蕁麻疹に悩まされ、都度検査したもののアレルギーの原因は不明。数年サイクルで治癒と再発を繰り返し完治の気配はまったくないが、付き合い方を学ぶとこれはこれで役に立つ部分もある。
例えば心身ともに負荷がかかっている時は、アレルギー症状が強く現れる。無理してるのかなぁ〜と身体を労ったりする目安にもなり、いわば健康のバロメーター。定期的に血液検査やその他健診を行うので病の早期発見の意味ではありがたい。
業界全体を人の身体と例えるなら、クリーニング業は長年慢性病を患い苦慮している状況。改善の兆しは見えず、クールビズやカジュアル化、新型コロナでの在宅勤務など、次々と症状が現れる。こんな時、自分の身体ならどう対処するだろうか?抜本的な治療か、対症療法か、医者を変えるか、薬を変えるか。
経営も一緒でそれぞれトップの判断だが、病の放置は絶対に良くない。症状(社会)の変化に合わせて治療も変えたい。