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白洋舍も参画!子どもの命を守るオレンジリボン運動
子育て世代の女性スタッフ達が当事者意識を持って取り組んだ
今回、マスクを配布した店舗は神奈川県川崎市の武蔵小杉営業所。
同店は、2021年8月に創設した「クリーンリビング推進室」の拠点となっていて、室長からスタッフまで全て女性で組織されている。白洋舍では創業以来、重たいクリーニング依頼にも対応できるよう、集配業務は主に男性が務めてきたが、男女が共に活躍できる企業になるため、また、お客からの要望が多様化している中で、「よりきめ細やかな対応ができるように」と、武蔵小杉営業所では集配も女性3名がローテーションを組んで行う。
また、各スタッフは小学生以下の子どもを持つ子育て世代でもあり、短時間勤務を採り入れたり、急なシフトの変更などもメンバー同士が協力して店舗運営を行う。仕事と育児を両立できる職場づくりを目指していて、今後、こうした営業所を増やしていく方針だという。
そんな子育て世代のスタッフが活躍する武蔵小杉営業所だからこそ、「熱意を持って、積極的に周知してくれるのではないか」という期待から、マスク配布を行うお店に選んだそうだ。
同営業所の西島沙苗さんに話を聞くと、オレンジリボン運動の存在は、知らなかったとのこと。しかし、マスク配布に際して、ネットなどで調べて、一人の親として「他人事ではない。リーフレットやチラシに視線が向いたお客様には必ず説明するようにしました」と活動の大切さを知ったという。
また、曳地寛子さんは、活動が始まってから、集配で子どもがいる家庭を訪問する際は、「常にカーテンが閉まっていないか」、「子どもの泣き叫ぶ声が聞こえないか」など、些細な変化を見落とさないようにする意識を持つようにしたそうだ。
当事者意識を持ったスタッフ達が、活動に対して真摯に取り組む姿が印象的だった。