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夏場だけではない! 暑熱対策の基本

「クリーニング工場は暑い」が世の中の常識?

561人――これは厚生労働省が発表した2021年、職場での熱中症による死傷者数だ(※死亡者数は20人)。過去3年の状況と比較すると、死傷者数、死亡者数ともいずれの年よりも下回った。

それでも直近10年間で年平均639人が死傷、21人が亡くなっている。2021年に特徴的だったのは、死傷災害のうち22.6%が明らかに屋内で作業に従事していたと考えられる状況下で発生していること。しかも、その多くが高温多湿の室内環境において発生している。

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熱中症の死傷者は夏場が圧倒的に多いが、5月以前、10月以降にも死亡者もいる

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