エコ・エシカルなどの展示会『サステナブルEXPO』

最新のサステナブルファッション、アパレル、バッグ、シューズ、アクセサリー、生地・素材・副資材、ファッションＤＸを扱う企業が出展する、「第10回ファッションワールド東京2023春」が、4月5日～7日まで東京ビッグサイトで開催された。



ジャパンファッションEXPO、海外ブランドEXPOなど、6つのEXPOで構成された展示会で、今回が10回目。本紙では昨年に引き続き、エコ・エシカル・脱炭素・循環型などに特化した専門展「サステナブルファッションEXPO」を中心にブースを訪問した。

近年次々と登場しているサステナブルファッションは一部クリーニング業界関係者から「素材の脆弱性」に対する意見が挙がっているが、とあるブースでそのことについて尋ねると、「とはいえ、耐久性についてもしっかりと考えていかないと商品として売れない時代に突入している」との説明が。写真のアウターは和紙を繊維に再生して製造されたものだが、クリーニング処理が行えるようだ。

本展は毎年、春と秋の2回開催される。次回は10月10日～12日の日程だ。最新ファッションの動向をチェックするべく、クリーニング業者も来場するべきだと本紙は考える。

和紙を繊維に再生して製造されたアウター