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若者とシルバー世代への需要創。チャイルドシートが洗えるなら「車椅子」も洗えるはず
今年の繁忙期、6月に最後の一山があると思いきやそれもかなわず、多少の毛布の山は見えたものの、衣替えシーズンは終わりを告げた。ここからは梅雨から夏の閑散期に入るが、売上アップを考える上で、ターゲット年代別のマーケティングが必要だ。しかし、本連載で何度も提言しているのがクリーニングの「メニューが少なすぎること」。Yシャツ・スーツ上下・スラックス・ジャケット、この4アイテムで70%~90%を占める企業も多い。これでは売上の安定化は見込めない。
何よりもクリーニングのメニュー開発が急務で、閑散期を研究期と定義し、洗える物・きれいに出来る物をあれこれ試したい。丸洗いが必須要件ではない。部分洗い・しみ抜き等の技術を駆使し、幅広い繊維製品群およびチャイルドシートだけでなく幅広い工業製品等の洗浄まで視野に入れて開発を行いたい。(文責・本紙代表関誠)
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