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「暑くなってから 動く」では遅い!従業員の熱中症をどう防ぐ?クリーニング工場の秘策

来夏に向けて計画的な行動を

2023年7月第1週は観測史上「最も暑い1週間」であり、また、7月77日の世界平均気温は17.24度で、2016年8月16日の16.94度を0.3度上回り観測史上「最も暑い1日」だった。いずれもWMO(世界気象機関)が発表したデータだ。

太平洋の海面水温が高くなるエルニーニョ現象が主な要因で、世界の海面水温も2023年5月6月と連続で過去最高を記録している。WMOは「生態系や環境に壊滅的な影響を与えうる」と警告している。

一方、日本国内に目を向けてみると、12日現在、まだ梅雨明けが発表されていない関東甲信地方でも連日、命に関わるような暑さが続いている。11日の東京都心の最高気温は34.3度、練馬区では35度を超えて全国の57地点で35度以上の猛暑日となった。夜も気温が下がりにくくなっていて、1日を通して熱中症を警戒する季節が、今年もやって来た。

そんな中、クリーニング工場の暑熱対策として、暑さが増すにつれて問い合わせが増えているのが、24時間対応のロボット受け渡し機でお馴染み、「リッツグループ」の中核会社・㈱フルール(東京都大田区)が開発に携わった「クーリック除湿冷風機」だ。

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