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タオル自動機『ATA』で高級ホテルのタオル5千枚生産。初のフレンチ折り対応
㈱白洋舍リネンサプライ千葉事業所(千葉市美浜区、髙林俊夫事業所長)では今年6月、タオルラインにプレックス㈱のタオル自動機「ATA-BFM2」を導入。フレンチ折りとしては初となるATAラインが稼働を始めている。稼働状況を毛利孝至工場長に伺った。
◆高級ホテル特化の工場
同事業所は、1973年9月に帝国ホテルとの取引開始とともに、千葉市美浜区の工業団地に客室リネン専門工場として開設。帝国ホテルやホテルオークラ、さらに今年4月にオープンしたブルガリホテル東京など、都心の高級ホテル用リネンに特化した生産となっており、一般ビジネスホテル等の品物を扱わないことで品質の安定性、均一性を図っている。1日の生産量は18トン(8時間)で、うちタオル類が10トンという割合。
◆ロゴなしタオルを表裏なく納品へ
ATA導入については、コロナ前から検討を進めていたというが、設備直前にコロナとなり、延期になっていた経緯がある。当時は東京オリンピック前で、限られた人手で生産性を高める必要があったほか、4台あるタオルフォルダーを稼働すると受け手が間に合わないため、3台の稼働に留めていたことも課題となっていて、その効率化も自動化の目的だったという。
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