- 最終更新日:
かつては残業100時間超え。「石クリ流」の働き方改革とは?
経営者と従業員の意思疎通が成功のカギ
愛媛県伊予市 石田クリーニング㈱
愛媛県松山市を中心に直営16店舗、FC6店舗を展開する石田クリーニング㈱(本社・愛媛県伊予市)では、清本有策社長(54)が推進してきた働き方改革が実を結び始めている。かつて、1か月の残業時間が100時間を超えることも珍しくなかった同社が、現在では残業時間ほぼゼロ。厚生労働省の働き方改革メディアに「好事例」として取り上げられるまでに進化している。松山市の本社工場を訪問し清本社長に話を伺った。
清本社長は1995年、自動車販売業のセールスマンから転身。「しばらく、仕事に就かず悠々自適に過ごしていたが、妻に心配されて」とハローワークに行き、募集していた石田クリーニングに入社。集配、営業、工場、販促、店舗開発、人材教育など、さまざまな業務を経験し、営業部長兼工場長を経て、2011年、常務取締役に就任。創業者である先代に見出されて、2014年に前社長より事業を引き継いだのち、2018年にM&Aで自社株を取得、オーナー社長に就任している。
この記事は、有料会員限定です
- 有料会員登録すると、全ての限定記事が閲覧できます。
- この記事のみ購入してお読みいただくことも可能です。
- 記事価格: 300円(税込)