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水洗い比率、驚きの95%。ドライ機のないユニットショップ、その狙いとは?

「お客様が求めることに応えたい」

通称「環八」で知られる東京・環状八号線の喧騒を離れ、閑静な住宅が並ぶ路地に入ると、ユニットショップ「クリーニングKOUICHI」(東京都大田区西糀谷)がひっそりと佇んでいる。

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クリーニングKOUICHI

代表の永見孝一さん(59)が営む同店の特徴は、95%の品物を水洗いで処理するウエットクリーニングに特化したお店であること。一般的なクリーニング店とは異なり、作業場にドライ機や回収乾燥機は置かれておらず、あるのは洗濯乾燥機(家庭用:洗濯10キロ、乾燥6キロ)と手仕上げのアイロンと平台(馬複合タイプ)、それにシミ抜き機だけ。永見さんと仕上げを担当する職人の男性の2人で切り盛りし、来年からは記者と同じ31歳の息子さんが加わる予定だ。

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永見孝一代表

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