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2023年1〜9月洗濯代 ロボ導入と旧態依然で明暗くっきり
本紙10月15日号では、秋商戦の第一報をお伝えしたが、その後ほどなくして気温は再び急上昇。11月7日には都内で11月としては観測史上最も高い27.5度を記録するなど、〝異常気象〟はクリーニングの秋商戦にも影響を及ぼし、いわゆる「着る前洗い」の需要も10月後半にかけてトーンダウンしてしまった。
11月も2週目に突入し、全国的に雨脚が強かった10日を境に、再び気温は急降下し、13日には東京で木枯らし1号の発表も(ちなみになんと3年ぶり!)。この日、取材で訪れたクリーニング店には民放キー局が「寒(かん)の訪れ」といった構図のニュースを放送すべく、衣替えで忙しくなり始めたクリーニング店の現場風景を撮影しようと取材依頼の電話が、記者の目の前で入った。
ただ、このクリーニング店主も話していたように、実際には「商戦」と言えるほどの活況ではないようだ。
本紙では他にも全国のクリーニング業者にいくつか連絡を取ってみたものの、多くの業者が「衣替えもやっと始まるかな…という気配」と、どうやら本格的なスタートはこれから。
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