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全防振が第57回定時総会、講演会、懇談会を開催(2月19日)

防炎二次加工の普及を図る全国防炎加工振興会(加藤英雄会長)は2月19日、東京・ホテルルポール麹町にて第57回定時総会、講演会、懇談会を開催した。

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2023年度は、例年同様にラベルの拡大と品質管理を重点項目とし、その徹底を図り重要性を再認識するとともに、カーテン、暖簾を中心に受注拡大を推進。ラベル申請及び件数は10月まで前年並みに推移していたが、11月以降は落ち込み、前年比9.1%減の30万8230枚となった。

2024年事業計画では、コロナ前の水準を目標にカーテン、暖簾を中心にきめ細かい販売促進により受注拡大に取り組む。防炎が義務化された学校や各施設、高層マンション、一般家庭(とくに火災犠牲者が増加している高齢世帯)等のカーテン、暖簾等の受注促進を図る。

また、一昨年スタートした防炎二次加工3団体による需要拡大会議を実施するほか、難燃性カーテンの再加工、カーペットの加工等防炎対象物の拡大、消費者への認知度アップ、販促ツールの作成、防炎事業者の増強を進めていく。

会員増強については、退会会員が上回る現状の中、会員不在県と大都市圏を中心に会員獲得を目指す。

役員改選では、加藤英雄会長(㈱オスカー)、高橋哲哉副会長(㈱星光舎)はじめ常務理事、理事、事務局長が再任。また新任として、常務理事に渡邊滝博氏(㈱渡辺ドライ)、小池律子氏(㈲小羽)、理事に岡崎善胤氏(㈱不二ドライ)、小山恵美子氏(㈱エイブル)が就任。

総会終了後の講演会は、ゼンドラ㈱専務取締役・日笠京介が「クリーニング業の現状と持続可能性について」、(公財)日本防炎協会管理部部長・伊藤敏幸氏が「防炎の役割と重要性ついて」をそれぞれ講演した。



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