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福岡エルゼ、SDGs時代に活きるウェット技術と新業態

先駆的な業態開発で業界をリード

折目加工シロセット、リントラクの普及を図る日本折目加工クリーナーズ協議会(四津谷優伸会長)では毎年、春と秋に折目加工キャンペーンを実施しているが、その部門別の受注ランキングでいつも上位を独占しているのが福岡県の㈱エルゼ(本社・大野城市、平田寛一代表取締役社長)。創業から70年、業界をリードする先駆的な業態開発を行ってきた同社を訪問し、平田社長に近況やこれからについて話を伺った。

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平田寛一社長

エルゼは昭和29年、創業者の故・平田好正氏が北九州市にクリーニング店「白生舎」を開業したのが始まり。同37年には、業界初の前金制を導入し、社名を九州化学に変更後は、みつばチェーンとして全国展開を開始。新しい営業システムと価格破壊ともいえる料金体系は業界全体に大きな影響を与え、その後のクリーニング業界の近代化と大衆化につながっていった。

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