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最低賃金額改定目安 答申まとまる 過去最大の引上げ額に

2024年度(令和6年度)の地域別最低賃金額改定の目安について、7月24日に開催された第69回中央最低賃金審議会が答申をまとめた。目安は47都道府県で一律50円を引き上げ、全国で平均1054円となる。1978年度に目安制度が始まって以降で最高額となる。

最低賃金は、最低賃金法にもとづき国が賃金の最低限度を定め、使用者はその最低賃金額以上の賃金を支払わなければならないとする基準のこと。地域別最低賃金の整合性を図るため、1978年度から毎年、中央最低賃金審議会で、賃金の実態調査結果(①労働者の生計費、②労働者の賃金、③通常の事業の賃金支払能力など)を考慮しながら審議され、地域別最低賃金額改定の「目安」を作り、地方最低賃金審議会へ提示している。

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