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余録

年々体重が増加し、気付けば入社時(9年前)から10㎏ほど増えている。たまに「痩せれば」とチクリ。この4文字が重くのしかかる。

そこで1年ぶりに減量に取り組んでいる(そう、一年前に取り組んで10㎏痩せたが見事にリバウンドした)。とりあえず肉はなるべく減らして、野菜と豆腐を中心。ネットやらなんやらで調べるのは面倒なので、「これなら太らなさそう」という感覚で。

食事だけでなくウォーキングも行う。土日は時間も比較的有るので、2時間ほど。この猛暑の中、午前中でもなかなかキツイ。歩いている間に「もうだめかもしれない…」という気持ちになると、近くを走るバスや電車が頭を過る。そんなギブアップ寸前の私の表情、さぞとんでもないことになっているのだろう。先日、通りすがりの年配女性が、塩飴を1個「お兄ちゃん、これ舐めて元気だしな」と。その瞬間、力が湧いてきて「もう少し頑張ろう」と思えてバスにも電車にも頼らず自宅に戻れた。

この人生は様々な人々の支えによって成り立っている。見知らぬ他人にすら存在の大きさに感謝した夏の午前であった。




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