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秋はいずこ 残暑続く 落ち着くのは9月下旬ごろか

9月12日、本紙事務所のある東京では府中市などで36℃を記録し、1942年以来82年ぶりに最も遅い猛暑日の記録に並んだほか、福岡県の太宰府市でも35.8℃まで上昇し日本歴代記録を大幅更新中となる、54回目の猛暑日を記録している。なお従来の記録は群馬県桐生市の46回。

前日、11日も午前中から各地で気温がみるみる上昇し、午後0時30分までに全国のアメダス57地点で35℃以上の猛暑日となり、9月とは思えない猛烈な暑さとなっている。真夏並みの暑さ対策を心がけ熱中症に警戒をしたいところだが、12日正午、神奈川県小田原市の小学校では体育の授業後に体調不良を訴えた5人が病院に搬送された。熱中症とみられ、今一度気を引き締めて対策を心掛けたい。

◆西ほど猛烈な残暑が長続き

(一財)日本気象協会によると、この先も異例の残暑に終わりが見えない。西ほど厳しい残暑となる見込みで、福岡市や大阪市など連日35℃以上の猛暑日となるおそれがある。また、名古屋市や東京都心でも35℃に迫る日がほとんどで厳しい残暑が続くという。仙台市では暑さのおさまる日もあれば、33℃まで上がる予想の日もあり、一度涼しくなったあとの残暑が体に堪えそう。

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