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『テックスケア・インターナショナル』ドイツで8年ぶり開催

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世界最大級の国際クリーニング展示会「texcare international 2024」が11月6日~9日、ドイツ・フランクフルトで開催され、本紙では今回も現地取材を行った。4年ごとに開かれる同展示会だが、前回はコロナの影響により中止となったため、2016年以来8年ぶりの開催となった。

出展305社、来場者数は約15,500人という規模となったが、出展者(32ヵ国)、来場者(122ヵ国)とも70%以上が国外からの参加という国際色豊かな展示会となり、日本からも数社が出展、またいくつかの視察ツアーが組まれ、リネンサプライ・クリーニング業者が訪れた。

展示はリネンサプライ向けの大型機器が中心で、労働力不足とエネルギー価格高騰という世界共通課題に対し、AIやロボット技術を駆使した自動化機器の提案が目立った。

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欧州拠点 SANKOSHA EUROPE立ち上げ BÖWEブランドで販売も

世界各国の展示会に出展し、グローバルな営業展開を行う㈱三幸社(本社・東京都八王子市)では、新たに欧州の営業拠点となる「SANKOSHA EUROPE」を立ち上げた。また、ドイツのドライ機メーカーBÖWE(ヴェーヴェ)社ともタッグを組み、BÖWEブランドで三幸社製品が販売されることになり、今回のtexcare internationalでは両社が並んで出展し、新展開のお披露目となった。

三幸社は、アメリカでは1993年に現地法人SANKOSHA USAを立ち上げ、プレス機メーカーとして北米のトップシェア企業に成長。一方、ヨーロッパでは代理店網はある程度確立していたものの不十分であり、主要な代理店の高齢化が進んだことから、将来を見据えた販売代理店の再構築を検討していたという。

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中央が打越圭介副社長とフランク・ツィアマン社長。ほかツィアマン社長の子供のローラ氏、マニュエル氏、マックス氏、打越氏の右は三幸社海外担当のロバート氏

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