• クリーニング+コインランドリー「家庭から洗濯機をなくしたい」がコンセプト/エニウォッシュ子母口店
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クリーニング+コインランドリー「家庭から洗濯機をなくしたい」がコンセプト/エニウォッシュ子母口店

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クリーニング、コインランドリー、洗濯代行などを一か所で提供し、「家庭から洗濯機をなくしたい」をコンセプトとした「洗濯コンビニ®」をビジョンに掲げ変革に挑む神奈川県川崎市の㈱髙瀨ホールディングス(髙瀬伸社長)。2023年7月15日号では、その洗濯コンビニ®の1店舗目となる「エニウォッシュ武蔵中原店」、2店舗目である「武蔵新城店」を紹介したが、このほど2024年10月12日、3店舗目となる「エニウォッシュ子母口(しぼくち)店」が誕生した。およそ1年ぶりに、〝クリーニング+コイン〟に迫った。

新たにオープンした子母口店は徒歩5分ほどの距離にて営業していた「髙瀬クリーニング子母口店」を移転リニューアルしたもので、移転先である今回のテナントは「ここでお店やってみたいと思っていた」と高瀨社長は話す。

ただ、元は介護用品倉庫などに利用されていた建物で、写真でもわかるようにとても広い。クリーニングサービスだけで採算を合わせるのは難しいと考えていた中、コロナ禍から先を見据えて取り組んできたコインランドリーを併設することで、スペースの課題をクリアできると、オープンへ踏み出した。

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◆コインランドリーは『ついで利用』で良い

店周辺の環境に対して「いつからか覚えていないぐらい」良さを感じていたという。

そもそも生活道路に面しており、クリーニング店を営むにもうってつけの場所だったが、10年ほど前に、スーパーマーケットの「ライフ」がオープンし今なお連日大盛況、2年ほど前に回転寿司チェーンの「スシロー」もオープンした。

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後者については、「土日に車で来店するお客様が多いと思っていたが、平日の夜に通りかかると、駐輪スペースにママチャリがごった返していた。お店から出てくる人は、子連れのママばかり。近隣に多くのファミリー世帯が住んでいることを統計だけでなく、この目で見て確信した。コインランドリーは、何かの『ついで利用』で良い。その『ついで』となる選択肢が、店の周りに沢山あった」と振り返る。

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